直線上に配置

ふなずし切り祭り
すし切り神事
(琵琶湖の周辺(68)) 
(平成25年5月5日撮影)


<音声あり>



滋賀県守山市の下新川神社で毎年5月5日に行われる「すし切り祭り」をみてきました。400年前から続くという当地独特の祭りで,国の選択無形民俗文化財になっています。

午前中に神事があり,午後から市長・国会議員らをはじめとして数百人が見守る中,2人の若者によって,古式にのっとり大きな“ふなずし”が切られ,奉納されました。

その後は,「かっこの舞」,神輿の巡行と続き,全体的に子供から大人まで多くの人達が楽しんでいるようでした。また,NHK・びわ湖放送なども取材に来ていました。

下新川神社
下新川神社の祭神は“豊城入彦命”と“新川小楯姫命”で,入彦命は崇神天皇の第1皇子とされ,
新川小楯姫命は近江の国神で,水を司る地の神様です。
創建は霊亀元(715)年とされていてかなり古そうです。狛犬も木でできています。

すし切り本番
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(NHK TV (2013,5,5)より引用)
ふなずしは,:昨年春の産卵期に捕った子持ちの源五郎鮒を塩漬けにしておき,夏の土用にとり出して水洗いした後,今度はご飯で漬けなおして醗酵させたものです。
子供たちは暑そうです。

その後は・・・
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羯鼓(かっこ)の舞。女の子たちは「さらさ」を演奏しています。 神輿の巡行もあります。
衣裳はカラフルで綺麗ですね。 カラフルなスカートの
ようなのをはいています。

<参考文献>
1 「滋賀の百祭」:大塚虹水著,京都新聞社刊,1990,10,27 
2 「祭礼行事・滋賀県」:高橋・長谷川編,株式会社おうふう発行,1991,8,15 
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