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【タイトル映像】
出演：藤原ひとみ（タレント）
【ナレーション】
森田美由紀アナウンサー、
阿部渉（わたる）アナウンサー
【番組で紹介された遺跡】
《多摩ニュータウンNo.72遺跡》
マンション建設に伴う発掘のため、現在は更地となり、存在しない。ただし、多摩ニュータウンの遺跡については東京都埋蔵文化財センターで出土品を常設展示している。縄文時代の住居と森を復元した遺跡庭園「縄文の村」併設。
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東京の多摩ニュータウンで見つかった
約4,500年前の竪穴住居跡 |
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縄文時代中ごろの調理器具一式 |
○東京都埋蔵文化財センター
京王・小田急「多摩センター」駅下車５分
年中無休（年末年始、臨時休館をのぞく）。入場無料。TEL：０４２‐３７３‐５２９６ （展示解説あり。事前に問合わせのこと。）
《三内丸山遺跡》
縄文時代の巨大集落。日本海を舞台にした交易ネットワークの中心として栄えた。遺跡公園として整備され、一般公開されている。出土品を集めた展示室や、土器づくりなどが体験できる体験学習館もある。また、小規模ながら、発掘も継続して
行われ、その様子が見学できる。
○特別史跡・三内丸山遺跡
ＪＲ青森駅前から三内丸山遺跡行きバスで約３０分
年中無休（年末年始、臨時休館をのぞく）。入場無料。
TEL：０１７‐７３４‐９９２４ （三内丸山遺跡対策室）
《御所野遺跡》
竪穴住居の復元が行なわれていた遺跡。広大な遺跡に復元竪穴住居が再現されている。２００２年春には展示室や体験学習施設がオープン。復元住居の見学はオープン前でも可能。
○御所野遺跡公園
ＪＲ東北本線一戸駅からタクシーで約５分
TEL：０１９５‐３２‐２６５２
（岩手県一戸町文化財事務所）
【番組内容に関する博物館】
《石斧の柄などの木製品》
＊福井県三方町縄文博物館 TEL：０７７０‐４５‐２２７０
＊福井県立若狭歴史民俗資料館（小浜市） TEL：０７７０‐５６‐０５２５
→「縄文のタイムカプセル」といわれるほど充実した出土品があった福井・三方五湖畔の鳥浜貝塚からの出土品を展示。番組で紹介した石斧の柄が展示されているのは若狭歴史民俗資料館。三方町縄文博物館は、鳥浜貝塚を素材に「縄文と環境」をテーマにした内容充実の、新しいタイプの博物館。
《土器》
＊新潟県立歴史博物館（長岡市） TEL：０２５８‐４７‐６１３０
炎をイメージさせる国宝「火焔土器」のふるさと、新潟県の博物館。
数多くの火焔土器をはじめ、手の込んだジオラマを通して縄文の暮らしを実感できる。
《土偶》
＊長野県茅野市尖石縄文館 ℡０２６６‐７６‐２２７０
国宝「縄文のビーナス」をはじめ、仮面土偶（巡回展出品中）や、各地の土偶のレプリカなど土偶の全体像がわかる博物館。八ヶ岳山麓に栄えた縄文文化についても分かりやすく展示。
◎【出演した研究者の方について（登場順）】
◇山田昌久さん（東京都立大学助教授・考古学）
復元石斧で伐採実験を行ない、縄文人と森との関わりを探っている方
代表文献『ここまで分かった日本の先史時代』（共著 角川書店）
◇辻誠一郎さん（国立歴史民俗博物館助教授・古生態学）
三内丸山遺跡で花粉分析を行なった方
代表文献『古代史の論点１ 環境と食料生産』（共著 小学館）
◇佐藤洋一郎さん（静岡大学助教授・植物遺伝学）
三内丸山遺跡のクリのＤＮＡ分析を行なった方
代表文献『縄文農耕の世界』（ＰＨＰ研究所）
◇岡田康博さん（青森県教育庁文化財保護課・三内丸山遺跡対策室）
三内丸山遺跡の発掘に当初から関わってきた方
代表文献『遥かなる縄文の声』（ＮＨＫブックス）
◇福澤仁之さん（東京都立大学教授・環境変遷学）
４０００年前の環境変化を湖底の泥の分析から突き止めた方
代表文献『環境と人類』（共著 朝倉書店）
◇金箱文夫さん（埼玉県川口市教育委員会）
トチの実のアク抜き施設の発掘に携わった方
代表文献「埼玉県赤山陣屋跡遺跡」 (『季刊考古学 第５５号』 雄山閣）
【参考文献】
今村啓爾 『縄文の実像を求めて』（歴史文化ライブラリー 吉川弘文館）
泉拓良 西田泰民［編］ 『縄文世界の一万年』（集英社）
岡村道雄［編］ 『ここまでわかった日本の先史時代』（角川書店）
小林達雄 『縄文人の世界』（朝日選書）
小林達雄［編］ 『最新縄文学の世界』（朝日新聞社）
小山修三 『縄文学への道』（ＮＨＫブックス）
小山修三 岡田康博 『縄文時代の商人たち』（洋泉社）
佐々木高明 『日本の歴史１ 日本史誕生』（集英社）
安田喜憲 『縄文文明の環境』（歴史文化ライブラリー 吉川弘文館）
渡辺誠 『よみがえる縄文人』（学習研究社）
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