直線上に配置

そばの花と曼珠沙華(彼岸花)
(1)<今津町>   (注 (2)<栗東市>はこちら)

琵琶湖の周辺(15a)(平成14年9月21日,10月12日撮影   

そばは,北海道や長野県等が有名ですが,滋賀県内でも数カ所で栽培されています。花は白いものが一般的ですが,赤いものもあります。

秋の風物詩でもあるこれらの景色を,2カ所(今津町,栗東市)で見てきました。 

そばは,そばの実を粉砕し,粒度分布が調整されて,粉体が作られます。これらの工程は,粉粒体ハンドリングの中でも基本的なものです。

なお,そばについての若干の説明を粉粒体の部屋(4)-5でしています。
 

今津町のそば畑
(9月21日)
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今津町では,白い花のそばが4ha,赤い花のそばが1ha栽培されています。また,近くの三谷地区でも20〜30年前から4〜5haほど栽培しているそうです。
 
 今津町を訪れたとき,白い花は満開でしたが,赤い花は2週間ほど遅れていました。この分だと,両方とも満開になるのは,10月5〜6日頃だそうです。
 なお,白い花は高さ50〜60cmで1本?の茎でした。また,赤い花は,根本から3本に分かれ,茎は赤く,丈が低い(30cm程度)という違いがありました(こちらの赤い花の種は長野県産だそうです)。


 赤い花では,まだつぼみの部分が多くありました。

 こちら今津町では,種まきは8月20日〜30日だったそうですが,刈り入れ(収穫)は,白い花の実は11月10日以降,赤い花の実は11月20日以降になるそうです。結局,そばは3ヶ月で種まきから収穫できることになります。

 今津町農協(JA)で,昨年収穫された白い花の実と赤い花の実を見せてもらいました。白い花の実に比べて赤い花の実は,外観がやや黒っぽく,少し小さめでした(ただし,味はあまり変わらないとか)。


(参考)今津町農協(JA)の近くには,体験交流センター「ゆめの」がありました。ここでは,そば打ちの体験ができるようになっています。


<追加>(10月12日)
今津町のそば畑をもう一度見に行きましたその時の様子です。
赤い花が満開になっていました。あぜ道にはススキが咲いており,秋の気配です。 赤い花の拡大 ミツバチの巣箱が置いてありました。
前方に見えるのが今津町農協(JA)です。


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