日吉大社の紅葉
琵琶湖の周辺(16a)(平成14年11月10日:昼間撮影,16日:夜間撮影)
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秋もめっきり深まり,各地で紅葉だよりの聞かれる季節となりました。今年(平成14年)は例年より早く急に寒くなり,一番の見頃がいつかよく分かりません。
それでも,湖西の坂本から日吉大社,西教寺と回って見てきました。
気候の影響でしょうか,例年より赤色が薄いように思われました。
(11月10日は時期的にやや早いようでしたが,16日にはほぼ満開で,夜間(〜9時まで)はライトアップされた紅葉が鮮やかでした。人々も多く,一足早く初詣が来たようでした。)
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坂本と穴太衆積みの石垣 :
滋賀県の湖西に位置する坂本は,比叡山延暦寺や日吉大社の門前町として発達したところです。日吉大社の参道(ここは自動車が通れます)の大鳥居をくぐってゆっくりと登っていくと,両脇にはカエデなどが1列に植えられ,その横に石垣と水路が続いています。
この石垣は「穴太衆積み(あのうしゅうづみ)の石垣」といい,かってこの坂本や,近くの穴太(あのう)に集落を形成していた石工達(=穴太衆(あのうしゅう),朝鮮からの渡来人の末裔)が築いたものです。穴太衆積みの石垣は,自然石だけを使う整然としたもので,その技術は各地の城(彦根城,大阪城,金沢城など)の石垣に生きているそうです。
(このあたりは,国の重要伝統的建造物保存地区になっています。)
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参道の大鳥居(車が通れます) |
参道の右側 |
参道の右側
(穴太衆積みの石垣と水路) |
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参道の左側(穴太衆積みの石垣) |
ライトアップされた参道脇の里坊と紅葉
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日吉大社 :
日吉大社は,延暦7年(788年)に,最澄が比叡山に草庵(後の延暦寺)を結ぶ前から信仰されてきたそうです。比叡山延暦寺の守護神であるばかりでなく,全国に3800以上あるといわれる「山王さん」の総本山で,広い(40万m2以上の)境内には東本宮・西本宮のほか17の社殿が点在し,約2500本有るといわれる紅葉はとてもきれいでした。
(なお,日吉大社は,日本国内におけるお茶栽培の発祥地とされています(最澄が805年に中国から持ち帰り,植えたと伝えられています)。)
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2番目の鳥居 |
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3番目の鳥居 |
西本宮 |
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2番目の鳥居のライトアップ |
3番目の鳥居の前 |
3番目の鳥居 |
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西本宮のライトアップ |
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