直線上に配置

夜叉ヶ池
 琵琶湖の周辺(27)  
(平成16年11月20日撮影)

 夜叉ヶ池は滋賀・福井・岐阜3県にまたがる三国岳の北側,ブナの原生林に囲まれた標高1,099mの山頂にあり,九頭竜川の支流である日野川の水源といわれています。池の周囲は545m,古来より龍神伝説雨乞いの池として名高い所です。
 登山口は今庄(福井県)側,坂内村(岐阜県)側がありますが,今回は「そば」で有名な今庄側からでした。

−−−−夜叉ヶ池伝説 「夜叉ヶ池の大蛇」−−−−
 
昔,越前国南条郡池の上に弥兵次という豪農がすんでいました。ある年の干ばつに弥兵次は耐えかね,池の主の大蛇に「水を田に入れてくれるなら,私の娘を嫁にあげよう」と頼み大蛇もこれを承諾しました。
 すると次の日,田に水が入り,作物は活気を取り戻し,弥兵次は大いに喜びました。
 しかし,約束を考えると弥兵次は悩み苦しみ,仕方なく愛娘の一人を嫁に出しました。
 娘は蛇体となり,大蛇はそれを伴って夜叉ヶ池に入りました。
のちに娘の女蛇は龍神となり,干ばつの年には雨を降らすと云われ,夜叉ヶ池は龍の住む神秘の池となっています。
                             ・・・・・・今庄町役場商工観光課発行のパンフレットより


 
岐阜県側(岐阜県安八郡)にも,登場人物の名前は違いますが,娘(夜叉姫)が大蛇になり干ばつから村を救ったという,同様の伝説が残っているようです。>





←左:三周ヶ岳,右:三国岳
「頂上まで3km,所要時間2時間」とあります。
途中にはトチノキの大木やシャクナゲの群生,夜叉滝などもあるようです。
それでは元気に出発。

             今庄側登山口



若人の行進です。霧雨も急な坂道も何のその。

途中で見られた紅葉 夜叉滝 巨木(トチノキ)の案内板
(樹齢300年,樹高35m,幹周10m)
(今は落葉しています)

やっと着きました。やれやれ。
(池の前で)           
夜叉ヶ池周辺の森林は,国内稀少動植物
種に指定されている「ヤシャゲンゴロウ」を
守るための保護林に指定されています。

  到着するのを待っていたかのように,
  霧が晴れてきました。
「ヤシャゲンゴロウ」の他に,
イモリも生息していました。

花は人の目を誘う
水は人の心を誘う
君も夜叉ヶ池を見に来たと云う
・・・・・・
泉鏡花の戯曲夜叉ヶ池」も有名です。
  夜叉龍神社は,池のほとりに
 控えめに有りました。


紅葉があまり見られず少し残念でしたが,みなさんお疲れ様でした。


三国岳側から三周ヶ岳(正面)と夜叉ヶ池を望む
(秋には周囲がきれいに紅葉するようです)
池の左側には福井県(今庄)側からの登山道が,稜線の右側には
岐阜県(坂内村)側からの登山道が続いています。



(おまけ)
下山後,今庄駅前で入った手打ちそばやさん「ふる里」。おいしかったです(^^)。


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