No |
名称 |
構造 |
説明 |
例 |
外観写真 |
1 |
転動造粒 |
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傾斜した浅い円形容器を40〜50°傾斜させ,10〜30rpmで回転させておき,粉体を供給するとともに,液体バインダを適量添加する。
材料は転動しながら成長,造粒され,粒度分布のやや広い造粒物ができる。 |
金平糖
など
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変わり玉 |
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傾斜したドラムを回転させ,ドラムの片側から粉体を供給し,片側からペレットとして排出する。
ドラム内には加水装置や,スクレーパ装置が必要となる。 |
化成肥料など |
化成肥料 : 市販品 |
2 |
流動層造粒 |
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下部から熱風を送り粉体を流動化しておき,上部または周壁部から液体バインダーを散布凝集させ造粒する。
造粒物はポーラスで溶けやすく,形状は球状が多い。 |
タルク,炭カル,洗剤,ココアなど
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洗剤 : 市販品 |
3 |
攪拌造粒 |
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粉体を1種類以上ミキサーに入れ,攪拌による混合を行った後,液体のバインダーを添加する。粉体が液に濡れ始めると徐々に造粒が始まる。
造粒された粒子は攪拌羽根の粉砕作用によって,均一な粒度になる。 |
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2軸のスクリューの回転により混合攪拌しながら造粒を行う。
小粒径のものを添加すると,それを核として,成長しやすい。 |
汚泥ペレット |
汚泥ペレット |
4 |
圧縮造粒 |
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<タブレッティング>
シリンダー(臼,ウス)の中に粉体を充填しておき,上下からピストン(杵,キネ)で圧縮する。
粒径が揃った密度の高い粒体(錠剤)が得られる。乾燥工程不要。 |
医薬の錠剤など |
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<ブリケッティング>
回転する2つのロール間で粉体を圧縮する。 |
製錬・化学などの原料
,
豆炭 |
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5 |
押出造粒 |
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材料を回転するスクリュー部に供給し,加圧圧縮しながら強制的に前進させ,スクリュー先端またはサイドに取り付けたダイス(金網)の孔から材料を連続的に押し出す。
先端から押し出すものは,スクリューが2本で,押出部がドーム型になっている(ツインドーム)タイプがある。 |
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多数の孔が開き,水平または垂直に設置された円筒型ダイスの内側に,2本のロールが配置されている。ダイスとロールの回転により噛み込んだ材料はダイス孔から押し出され,カッターで切断される。
造粒サイズは,φ2.4mm〜φ16mm程度で,比較的硬い円柱状顆粒が得られる。 |
RDF,
PDF |
RDFの例 |
6 |
破砕造粒 |
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<乾式破砕造粒>
(1)脱気⇒圧縮により1〜7mm程度のフレークを作る。
(2)フレークを粗粉砕⇒粗粉砕⇒整粒の順番で,粉体にならない程度の粒体ができる。 |
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<湿式破砕造粒>
造粒可能なように,あらかじめ調整された材料を破砕することにより粒子を得る方法。
φ0.1〜0.3mm程度の微細顆粒ができる。 |
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7 |
溶融造粒 |
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原液を加圧ノズルを介して,塔頂から供給する。冷風をサイドから((1)),または塔頂から((2))供給し,排気側から微粉を回収する。
比較的大粒径粒子の製造に適している。 |
@尿素,硝安。
A脂肪酸類。
BPA
(ビスフェノール) |
プリル尿素:φ2〜3mmの真球状 |
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プロパンガス等のバーナー火炎中に,SiO2粉体やAL2O3粉体を噴射,溶融させ,真球状粒子を作る。
できた粒子を混合し,粒度分布を調整し半導体封止材の原料とする。 |
半導体用封止材 |
アルミナ粒子:大きさは,
大きいもので約10μm
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水と親和性のない物質で,φ2〜5mm径に細滴化した溶融液を塔頂部から供給し,塔内を満たした水で冷却固化する。
造粒品は約4%の水分を含むので乾燥が必要。 |
硫黄 |
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下部から冷却され,連続的に動いているスチールベルトの上に,多数のノズルから液滴を落とす。
薄いシート状に冷却固化させた後,粉砕するものもある。 |
NaOH,
KOH,
エポキシ
樹脂 |
NaOH : 扁平で,片側は丸く,
片側はフラットになっている。
<大きさ:φ6mm×高さ3mm> |
8 |
噴霧造粒 |
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<スプレードライヤー>
向流または並流気流中に液状材料を噴霧し,液滴と気流との間の熱と物質の移動によって球状の粒子を得る。
乾燥と造粒が同時に行われる噴霧乾燥法と,空冷などにより固化させる噴霧冷却法がある。工程が簡素で連続化,大量生産,品質管理に適している。
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コーヒー粉末,
脱脂粉乳,
食塩,硫酸カリウム,硫酸アンモニウム
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コーヒー粉末 : 市販の
インスタント粉末。
一部丸い粒子が混在。
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